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瑞穗温泉と紅葉温泉

   瑞穂温泉区、紅葉温泉区、安通温泉区は花蓮地区における初期の三大温泉区です。中でも瑞穂温泉区と紅葉温泉区は瑞穂駅からアクセスするため、瑞穂郷に属すと思われがちですが、行政区分上は瑞穂郷と萬栄郷に属します。瑞穂の市街地に近い瑞穂温泉は「外温泉」、山に近い紅葉温泉は「内温泉」と呼ばれています。 


 瑞穂温泉は1919年、すでに日本人によって開発されていました。公共浴場が附設された純日本式の旅館は「滴翠閣」と呼ばれていました。四方を樹木に囲まれた伝統的な木造旅館は閑静な雰囲気で、当時は一二を競う規模の旅館でした。瑞穂温泉の湯温は約48度、泉質は弱アルカリ性の含鉄性塩化物炭酸泉に属しています。鉄などの鉱物を含んだお湯で、水中の鉄分が空気に触れると酸化するため、湯面には鉄サビのような黄金色の結晶ができます。これはいわゆる「湯の花」です。初めて訪れる行楽客には汚れていると誤解されることもありますが、実はこの湯は皮膚病や関節炎に効能があります。弱アルカリ性の温泉に頻繁に浸ると、男の子を産む率が高いと言われ、瑞穂温泉はまたの名を「生男の泉(子宝の湯)」とも言われています。


 紅葉温泉は湯温が約47度で、泉質は弱アルカリ性の「炭酸水素ナトリウム泉」です。無色透明の湯は飲用も可能です。紅葉温泉も瑞穂温泉と同様に、日本統治時代から名を馳せ、警察の保養所が設けられていました。戦後は民間の手に渡り、現在は紅葉温泉旅社として経営されています。今でも旅社の外観は伝統的な日本のスタイルが維持されており、客室にもタタミが用いられています。旅社全体が昔懐かしい雰囲気に包まれています。青い空と緑の木々に映えた赤い屋根は、まるでタイムスリップしたかのような気持ちにさせてくれます。


 数年前、瑞穂の住民たちは瑞穂温泉の近くで源泉掘りに成功しました。瑞穂温泉と同質の湯で、ここに「瑞穂温泉山荘」を設けました。そらからまもなく、さらに瑞雄温泉山荘の向かいで源泉が掘りあたられ、こちらは紅葉温泉と同質の湯でした。この二つの成功が端緒となって、瑞穂郷一帯は温泉ブームに沸き返りました。現在、次々と温泉民宿や旅館が建てられ、たくさんの行楽客が訪れています。


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連絡先
場所:花蓮県瑞穗郷、万栄郷(紅葉温泉は行政エリアとしては萬栄郷に所属。ただし、紅葉温泉へ向かう場合は、瑞穂郷温泉路から中央山脈方向に進み、台9号線を269.8キロ地点で西に曲がる)

マップ

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