馬太鞍(ファタアン)湿地生態園区
更新しました:2022-11-28
2.7万
紹介
花蓮光復鄉の馬太鞍湿地は泉が湧き続けている天然の沼沢地で、鳥類、カエル類、底棲性魚類など多様な生き物が生息しています。ここでは「巴拉告漁法」と呼ばれる独特のエコ漁法を体験することもでき、自然の生態について学べるだけでなく、獲れたての魚やエビ、ティラピアの塩焼き、石頭火鍋で先住民グルメを楽しむことができます。
馬太鞍はアミ族が代々暮らしてきた生活エリアです。かつてここにはフジマメがたくさん実っていたため、アミ族語でフジマメを意味する「馬太鞍(vataan)」と呼ばれるようになったのです。ここに暮らすアミ族は「Palakaw(巴拉告)」と呼ばれる環境にやさしい漁法を編み出しました。中空の竹、木の枝などを利用し、三層になった構造物を作り水に入れると、魚やエビ、小魚が出入りし、また中に住み着くようになります。数日後、シマサルスベリの枝が水面に現れ、枝を上ってきた小エビが三角形の魚網に入り、底の竹筒にはタウナギ、ヒレナマズ、ウナギなどの底棲性魚類が入ります。自然との共生を目指す、この漁法にアミ族の生活の知恵が伺えます。
毎年5月から8月にかけて、馬太鞍湿地にはハスの花が咲き誇ります。T字型に伸びるボードウォークを散策すれば、花の海に浮かんでいるかのようなロマンチックな錯覚に浸れるでしょう。展望台からは馬太鞍湿地の全景が眺められ、「馬太鞍湿地自転車道」でサイクリングをすれば、自然を思う存分満喫できます。
観光スポット情報
ステータス オープニングの状態
営業時間 日曜日:09:00 – 17:00
月曜日:09:00 – 17:00
火曜日:09:00 – 17:00
水曜日:09:00 – 17:00
木曜日:09:00 – 17:00
金曜日:09:00 – 17:00
土曜日:09:00 – 17:00
チケット 入場は無料です
アドレス 台湾花蓮県光復郷大全村大全街(台9線250K付近で西に入る)
電話 +886-3-8700015
施設
- 展望台
- 公衆トイレ
- 駐車場
- ネットワーク
- 販売部
- トイレ
旅行時間をススメ
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交通情報
旅行のヒント
2.5月から8月はハスの花が見られます。