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2024食卓でめぐる先住民集落の旅-月光版」 天地のはざま月光を肴に美食を 癒しの着座

更新しました:2024-09-25

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2024食卓でめぐる先住民集落の旅
7周年の出逢い 集落と自然が調和する食と風景を味わう

交通部観光署花東縦谷国家風景区管理処(以下「縦管処」)が主催する縦谷原遊会—食卓でめぐる先住民集落の旅は7年目に入りました。今年の「先住民集落食卓旅」は「癒し」がテーマ。訪れる旅人たちが、先住民が大自然と共に暮らす環境で、五感を開いてあらゆる人生経験を受け入れ、自分自身と暮らしのバランスを取り戻してほしいと願っています。

縱管処の郭振陵処長によると、「每年『先住民集落ブランド』では必ず新しいテーマを打ち出しています。2018年は『食卓一つで物語一つ』、2019年は『伝統歌謡が食卓を彩る』、2020年は『時の記憶のレトロ味を大切に」、2022年は『集落の良さを醸す』、2023年は『神話伝説』。どれも参加者の耳目を一新し、もう一度参加したいという思いを刺激してきました。違ったテーマを設定することで、参加する集落の仲間たちも、每年のテーマに沿って、自身の文化的背景を見つめ、常に新しいものを見つけ、ユニークで創造的な成果を生み出し続けています」ということです。

今年は6つの先住民集落が11食卓を開催します。参加者は集落へ入る前の祈りの儀式を通して心を落ち着かせることができ、さまざまな集落体験から、先住民、自然、祖霊信仰との間の密接な依存の奥深さを感じ、同時に自分の心の声に耳を傾けることができます。最後に、心を込めて用意された先住民集落晩餐を楽しみ、それぞれの料理の背後にある感動的な暮らし物語を味わいます。天高く馬肥ゆる秋の夜、縦谷で、万物と共存する先住民の暮らしの知恵を感じ、身も心も満たされる癒しの旅をご満喫ください。

大自然に育まれた文化旅と食で先住民のスローと美を感じる

タロコ族「支亞干部落」では、女性たちが得意とする織物技術文化から、自然素材が持つ柔軟性、手織物に没頭する幸せをご体験いただけます。先住民集落の晩餐「月と共に耕す樹洞食卓」では、タロコ織りに描かれる菱形模様と配色を食卓の色とテーブルセッティングに取り入れました。織物と集落の暮らしとの深いつながりを感じることができます。

太巴塱部落の「月光下 赤もち米と地元野菜の食卓」では、集落と土地との緊密な関係を感じていただきます。「黒土」は大自然からの貴重な贈り物。陶器に形づくられ、集落の文化を載せます。旅人は陶板を自らの手で完成させ、心と手を合わせて集中する喜びを取り戻すでしょう。盛りだくさんな晩餐では、集落の土地が育んできた香り豊かな「赤もち米」の滋味を味わいます。
 
織羅部落の「月光下 田んぼの足跡の食卓」は、部族の祖霊の足跡が残る地域で見られる醸造植物についての学びで幕を開けます。住民に従い、麹、もち米、水などを用いて酒醸(甘酒)を作ります。集落の名産である金多児タケノコ、クズウコンなどを味わい、豊かで純粋で素朴な集落の暮らしを感じます。 

永康部落の「月光下 狩人の野生料理」では、住民の案内で山林の狩猟道を訪れます。道すがら集落の物語を聞き、伝統的な山林の狩猟技術、タブー、ブヌン族の夢占い文化について学び、本格的な山岳狩猟を体験します。晩餐では、狩猟文化と、過度の味付けをせず、シンプルに直火で焼いた山林の野性的な味を組み合わせました。安全に帰宅できたブヌンの狩人が、家族と囲む食卓の喜びをご体験いただけます。

同じくブヌン族の「崁頂先住民集落」では、今年の「月光下 小米ブランコ食卓」を、集落でよく見られる植物「ゲットウ」が、テーマとして貫いています。ゲットウは無駄になるところがありません。特にゲットウの茎は織物に用いられ、実用的なテーブルマットやござなどが作られます。住民とともにゲットウ織りを学び、ザワザワとせわしない心を落ち着かせます。完成した作品は食卓の大切な飾りとなり、ゲットウをテーマとした宴で、ゲットウの香りと食感を引き立て、身も心もゲットウに徹底的に浸ることができるでしょう。

今年初めて参加する「大埔先住民集落」では、事業を始めるため池上にやってきた恒春アミ族の芭洋が、ビストロのリラックスした雰囲気と絶妙な盛り付けで、幼い頃の食の思い出と先住民の食の特徴を再解釈しています。「月光下 穀倉豊作食卓」では「キンマ」という儀式における重要な役割と独特の風味を併せ持つ植物をテーマに、地元風味のソースを作ります。集落風「魚の塩焼き」、イノシシ肉などの伝統の味を組み合わせ、農場の雰囲気がいっぱいの穀倉内でともに晩餐を楽しみ、伝統と革新が織りなす味覚の興奮を感じてください。

郭振陵処長は「今年の『先住民集落食卓旅』はaccupassで販売を開始しました。第一回は10/5に太巴塱部落で開催され、ラストは11/24の大埔先住民集落です。『先住民集落食卓旅』の参加者には、今年はハーブティーブランド『三玉号』とコラボしたティーバック『癒しギフトボックス』をプレゼントいたします。今年も業界と提携し、宿泊プランをご用意しています。宿泊割引やイベント情報の詳細は『縦谷原遊会』の公式LINEに友達登録するか、『縦谷原遊会』の公式サイト、公式フェースブックにアクセスして、一次情報をご覧ください。

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