秘境中の秘境へ
今回は山中で圧倒的な風景に包まれた駅と崗哨(見張り所)をご紹介。鉄道写真好き、小村の静かな雰囲気が好き、というみなさんにおすすめします!
東里駅
「山線で最も美しい駅」と讃えられています。プラットフォームへと一歩足を踏み出すと、どこまでも果てしなく広がる水田が目に飛び込んできます。小さな東里駅は田畑に囲まれているのです。
太陽が昇ると、陽の光が水田に降り注ぎ、思わずうっとりしてしまうでしょう。季節の移り変わりとともに、緑だった水田は黄金色へと変わっていきます。一面の黄金色の稲穂が風に揺れる光景は、息をのむほどの絶景です。
花の見頃:春夏は緑の水田、春の耕作前は花畑。黄金色の稲穂は5月下旬から6月と10月下旬から12月(二期作のため)。
山里駅
卑南の山中にひっそり佇む小さな駅です。鹿野から区間車に乗るか、車で向かうかしなければ訪れることはできません。
山里駅は山の風景と魅力的な鉄道の風景の中にあります。かわいいネコが現れることもあり、天気が良ければ、駅横の展望台から駅の正面にあるアミ族都蘭聖山、利吉悪地、卑南溪を見晴らすことができます。列車時刻表を早めに調べて、走り去る列車を撮影しましょう。秘境を求める人にぴったりの美しい駅です。