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支亞干部落

支亞干部落

  • 開く樹洞で、青年たちが夢を共同構築
  • 先住民集落について

    開く樹洞で、青年たちが夢を共同構築

    花蓮縣萬榮鄉にある支亞干先住民集落は百年の歴史があります。かつてここはタロコ族とセデック族が領有を争った地で、そのため「Rangah Qhuni(開く樹洞)」、「Krmuhan(交戦の地)」という地名が残されています。日本統治時代、タロコ族はまとまって高山地帯から平地へと移住。地理的条件に優れ天然資源が豊かなことで、その後、多くの人が家族を連れて流入し、千人を超える大規模集落が形成されました。東アジア最大、先史時代の玉作り遺跡もこの集落にあり、巨人と小黒人が登場するすばらしい伝説も残っています。

    2021年、地元を愛し地元の活性化を担う四人のタロコ族青年が「阿改玩生活」を設立。「阿改(AKAY)」とはタロコ語でよく使われる感嘆詞です。彼らは、数年にわたるフィールドワークの経験を生かし、集落の物語と豊かな文化、天然資源を運用し、支亞干集落を深く理解し、深く感じられる体験型ツアーを開発しました。青年たちが設立した「耕吧園区」。「QMPAH耕吧」とはタロコ語で「働く、労動」の意味で、現在すでに伝統的な竹小屋が完成しており、集落が文化事務を執り行う際の中心的な役割を果たしています。QMPAH続けることで、今後の集落体験ツアーにさらに優れたフィールドが作り上げられることが期待されます。

  • 月と共に耕す樹洞食卓
  • 先住民集落グルメ

    月と共に耕す樹洞食卓

    支亞干集落にて、Uターンした青年たちと一緒に、伝統と革新の視点を学びながら、この土地とここにいる命に恥じない食生活を作る。その中には、耕吧天光(自家栽培サラダ)、咖哩火雞(カリーチキン)、愛的豬肉轉圈圈(焼き豚肉)などのメニューがある。これらはただの食事だけではなく、作り手の日記でも、がむしゃら頑張る記録でもある。

先住民集落を訪ねる

  • 「走読」で集落の日々を体験

    「走読」で集落の日々を体験

    「走読(ズォドゥ)」とは現地を周ることにより、その土地を知ることである。走読を通して、集落の住民になる気分で田んぼや口琴スタジオや雑貨屋などを周り、今どきの先住民集落の雰囲気を味わう。もしくは森に入り、支亞干が有する豊かな山林資源を眺め、開拓時代の祖先の物語に耳を傾ける。この土地に実際に立つことにより、ご自身の足で山と平地の間に行き来する住民たちの日々を体験できる。

  • ここには土地の他に、竹も人も欠かせない

    ここには土地の他に、竹も人も欠かせない

    竹筒飯(ちくとうはん)とは先住民の祭りによくある米料理。竹筒飯を作るためには、土地だけではなく、竹林も欠かせない。更に竹の育て方などの知識もなくてはならない。竹筒飯を通して、桂竹とタロコ族の緊密な関係を学べる。竹筒飯を作るのには、竹の選別と切断から始まり、続いてバナナの葉を煮込む。みんなで協力して、ご飯を作って食べることはとても楽しい。

  • 母語を話し、伝統歌謡を歌う

    母語を話し、伝統歌謡を歌う

    山の中に発源したタロコ族の伝統歌謡はほとんど一人で歌う「独唱」、あるいは反響を表現するための「畳唱」だ。タロコ人の母語、タロコ語にはタロコ人の生活の軌跡が載せてある。タロコ語を話す人がいるからこそ、タロコの伝統歌謡は継がれる。このツアーでは竹林の中でタロコの歌謡を一緒に歌って、雑貨屋さんでタロコ語のゲームをし、言語を通してこの集落に対する理解を深める。

  • 三石灶で火起こし

    三石灶で火起こし

    タロコ族の文化において、「火起こし」はただの生活スキルだけにとどまらず、特別な意義を持つ。タロコ人が使う窯は三石灶という「家庭」を象徴する石窯だ。三石灶で火を起こすことは家族が繁盛することを意味する。タロコ人と共に竹林の中で薪を拾い、火起こしの知識を学ぼう。タロコ人によると、火をうまく起こせない場合、積み重なった薪に歌を歌えば、火は歌声と共に燃え上がるそうだ。

  • Qmpahプロジェクトの若者の夢

    Qmpahプロジェクトの若者の夢

    Qmpahとは、タロコ語で「働く、労働」の意味を表す。去年から、Uターンした青年たちが「心的工寮」という場所を拠点としてプロジェクトを始めた。「心的工寮」に元々ある伝統的な竹の建物にリノベーションが施された。今年はさらにQmpahプロジェクトを立ち上げ、農業・飲食・織物・弓術などの文化財をピックアップして、タロコ族の伝統的な生活を体験させる。竹建物のリノベーションについての話もここで聞ける。

コース案内

  • プラン1

    耕吧樹洞-耕吧物語食卓(月と共に耕す樹洞食卓)
    一日コース: 林栄遊憩区集合→心工寮→儀式及び伝統建築紹介→第五組走読(ズォドゥ)ガイドツアー→上山Sipaw西宝竹林→竹林巡礼・竹筒飯(ちくとうはん)作り→下山→耕吧物語食卓

  • プラン2

    耕吧樹洞-火起こし食卓
    半日コース:林栄遊憩区集合→心工寮→儀式及び伝統建築紹介→第五組走読(ズォドゥ)ガイドツアー→耕吧火起こし食卓
    一日コース: 林栄遊憩区集合→心工寮→儀式及び伝統建築紹介→第五組走読(ズォドゥ)ガイドツアー→耕吧火起こし食卓→バナナご飯体験→弓矢または織物体験

交通のご案内

  • お車でお越しの方

    台9線→壽豐鄉中山一路→豐平橋→西林路

  • 公共交通機関でお越しの方

    台北から:台北駅→壽豐・鳳林駅→タクシー利用
    高雄から:高雄駅→壽豐・鳳林駅→タクシー利用

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