鳳林客家村－花東縦谷国家風景区

小都市トラベル－鳳林客家村

校長の故郷を訪ねる

客家村で感じるスローシティの趣

中央山脈と海岸山脈を跨ぐ鳳林鎮は客家人が大半を占める客家村です。もとより学問の気風がみなぎり、学校長を務めた人が約百人住んでいます。台湾で学校長が最も多く集まる村であるため、「校長の故郷」とも呼ばれます。
国際スローシティ認証を取得した鳳林は、のびやかなロハスのムードが漂い、スイカ祭り、百鬼夜行など、ユニークなイベントが毎年開催されます。村内の老木、タバコ小屋、古民家、農家や田園の風景、安くておいしい軽食、かりんとう、客家料理を見かけると思わず歩調を緩め、普段のあわただしい生活を忘れてしまうでしょう。独特なスロートラベルを通して客家村でスローライフの魅力を実感します。

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鳳林で必ずやりたいベスト3

1
臭豆腐、レモンジュース、豚足を賞味、お土産に鳳林三宝を
鳳林を訪れたら、香り高いニラのせ臭豆腐、甘酸っぱい明新のレモンジュース、昔ながらの豚足など、地元住民にも愛されるグルメをぜひお試しを。帰る前には、鳳林の「三宝」である落花生、豆乳、トウガラシの漬物もお忘れなく。
2
百年の歴史を有する移民村を散歩、タバコ小屋と林場を参観
日本統治時代、鳳林は花蓮の3大官営移民村の一つであり、また重要なタバコの産地でもありました。現在も碁盤の目状に走る道路が残り、タバコ小屋集落が国内で最も完全な形で保存されています。台湾で4番目に大きい林場である林田山の有名な歴史建築も訪れましょう。
3
タバコ小屋迷路、百鬼夜行旧暦七月のお化け仮装大行進
日本移民村の風情が濃厚な鳳林鎮では、毎年旧暦七月に「百鬼夜行」が開催され、お化けに仮装した参加者が賑やかに街に繰り出します。旅行者にもおススメのゴーストフェスティバルです。

年間イベント

万栄箭筍祭り
期間：3月～4月
万栄は環境的に細タケノコの成長に適し、汚染や病虫害がありません。そこで育った細タケノコはやわらかくておいしく、毎年収穫期になると試食会、ハイキングなどのイベントが開催され、健康的でおいしい細タケノコグルメを存分に楽しめます。
鳳林スイカ祭り
期間：5月～6月
甘くてジューシー、歯ごたえがサクサクした鳳林産のスイカ。毎年の収穫期には試食会、スイカコンテストなどのイベントが開催されます。良質な鳳林産大玉スイカはかつて国宴の食後の果物として選ばれたこともあり、「総統のスイカ」とも呼ばれます。
鳳林落花生祭り
期間：7月
農村の暮らしを想像したことがありますか？落花生の産地である鳳林では、楽しさあふれる落花生祭りが開催され、落花生の収穫、殻剥き、落花生を顔につけるゲームなど、ユニークなイベントに参加して現地の楽しい農耕生活を体験できます。
百鬼夜行
期間：農曆7月
毎年旧暦七月に開催される百鬼夜行は地元の文化と習俗を融合させ、様々なユニークなお化けが出歩いて賑わいを演出。毎年異なる百鬼夜行を盛り上げます。

鳳林観光

鳳林校長夢工廠
鳳林校長夢工場は日本統治時代に建設された「花蓮港庁鳳林支庁長官官舎」です。かつては鳳林中学校第一期校長、張七郎の宿舍でした。現在は地域の文化歴史展覧館になっています。
電話：+886-3-8764779
所在地：花蓮県鳳林鎮民生街16号
花手巾植物染工坊
花手巾植物染工坊では、鳳林在住の女性たちによる手製の客家植物染製品を販売しています。植物染め体験に参加して自分だけの植物染小物を作ることもできます。
電話：+886-3-8760905
所在地：花蓮県鳳林鎮中美路49号
タバコ小屋文化集落
鳳林は全国でもタバコ小屋が最も完全な状態で保存され、「タバコが黄金に勝る」時代の記憶を留める村です。日本統治時代、タバコは台湾に莫大な収益をもたらす作物でした。タバコ小屋はタバコの保存や熟成に使用した場所です。
所在地：花蓮県鳳林鎮大栄二路と民有路の交差場所
讃炭工房
讃炭工房では竹を竹炭、各種製品にするまでの過程を紹介しています。竹炭の長所短所を理解したり、記念品作りに参加したり、楽しみながら学べます。
電話：+886-3-8763488
所在地：花蓮県鳳林鎮正義路15号
新光兆豊観光農場
広々とした新光兆豊レジャーファームは、親子で鳳林を訪れた人が必ず足を運ぶ場所です。園内バスに乗ったり、自転車､電動車を借りて園内を見物したり、かわいい動物達に親しんだりできます。
電話：+886-3-8772666
所在地：花蓮県鳳林鎮林栄里永福街20号
林田山林場
林田山は台湾で4番目に大きい林場です。日本統治時代には、ここで大規模な伐採作業が行われ、全盛期は約3千人が働きました。当時「小上海」とも呼ばれ、その繁栄ぶりがうかがわれます。
電話：+886-3-8751703
所在地：花蓮県鳳林鎮森栄里林森路99巷99号
林田神社
日本統治時代に建設された小さな神社です。主体である神社はもうありませんが、神社の土台は完全な形で残され、献納者の氏名も見てとれます。日本統治時代は移民の信仰の中心だったことの証人です。
電話：+886-3-8751703 所在地：花蓮県鳳林鎮復興路41巷
鳳林夜市
土曜日のみ開催される鳳林夜市は、中華路の両側に位置します。目を奪われるほど豊富な屋台が申し合わせたように集まり始めます。フライドチキン、臭豆腐など、屋台料理の香りが食欲をそそります。
所在地：花蓮県鳳林鎮中華路上