愛車と共にサイクルトレインで縦谷を楽しむ 一泊二日
更新しました:2024-03-28
5401
紹介
日数 2日間ツアー
行楽シーズン オールシーズンズ
タイプ 二日間ツアー
紹介
ちょっと違った旅してみないか?愛車と一緒に台鉄のサイクルトレインに乗り花蓮から出発です。花東縦谷を下る旅で、光復糖廠(製糖工場)でアイスを味わって、それから、伯朗大道ではサイクリングで田園風景や雲海を眺めましょう。愛車を連れて列車で縦谷を旅しましょう!
どんな切符を買うべきですか、出発前にご確認して下さい。そしてサイクルトレインの時間をチェックしてから、乗車駅で切符を買って出発に行きましょう!
サイクルトレイン切符
一、輪行袋で自転車携行
1.自転車を輪行袋に入れる。ビニール袋、布バッグまたは他の包装は使えません。
2.長さ150センチ以内、長さと高さと幅の合計が220センチ以内。
3.すべての列車でご利用になれますが、他の乗客の邪魔にならないようご注意ください。
二、輪行袋不要
1.自転車をそのまま携行してご乗車いただけます(輪行袋に入れなくてもOK)。
2.第72、73、616、655、701、708便の莒光号には自転車を持ち込める車両があります。台鉄HPで時刻表をお調べの上、現地で切符をご購入ください。台北駅には自転車を携行して出入りできませんので、台北を起点とする切符の発売はありません。
※サイクルトレイン予約
自転車一休み、補給ステーション:台9線沿線の7-11、大富鉄馬駅站、瑞北鉄馬駅站、池上鉄馬駅站
Day1
ルート:台鉄光復駅→光復糖廠(製糖工場)→大農大富森林遊楽園区→瑞穂市内(補給)→県道193号線→玉里で宿泊
台鉄で花蓮駅から光復駅まで降りて、そこから自転車で近くの「光復糖廠」へ行って、名物のアイスを味わってから、「大農大富森林遊楽園区」までサイクリングに行きます。平地森林の美しさを存分に満喫しましょう。傾斜がきつい舞鶴台地を避けて、県道193号線で楽々、玉里へ向かい一泊します。玉里当地のグルメで玉里ラーメンや臭豆腐などがサイクルトレインの旅の締めくくりをつけます。
■光復糖廠(製糖工場)
1921年に設立された光復糖廠は日本式の職員住宅を完全に保存しています。自転車族にとっては格好の休憩スポットともなっており、花蓮では見逃せない観光工場です。工場内ではいろいろなフレーバーのアイスデザートを販売し、なめらかなアイスクリームで、ひんやり甘いアイスキャンディは大満足の味です。工場内では窯焼きピザ、ワンタンスープなどの軽食も食べられ、お腹がペコペコの自転車族に休憩とエネルギー補給の場を提供しています。疲れが癒えて体力が戻ったら再出発です!
光復糖廠(製糖工場)
営業時間:08:00〜20:00
電話:03-8704125 #200
住所:花蓮県光復鄉糖廠街19号
■大農大富森林遊楽園区
豊かな自然の生態を擁する「大農大富森林遊楽園区」の敷地面積は1,250ヘクタールであります。北環、南環自転車道があり、サイクリングしながら森林浴ができます。フィトンチッドを胸いっぱいに吸い込みましょう。運が良ければ、餌を啄ばむコウライキジが見られるかもしれません。虫の音、鳥のさえずりを聞きながらのサイクリングは何よりの安らぎをもたらしてくれるでしょう。
秋冬に「大農大富」でサイクリングを楽しむなら、南環自転車道は 紅葉狩りに最高の場所です。風に吹かれサラサラとなる木の葉の音を聞きながら、色づく木々に包まれ走ると、ひんやりした空気にロマンの香りが感じられます。
大農大富森林遊楽園区
営業時間:08:00〜17:00、月曜休園(冬/夏休み及び祝日除外)
電話:03-8700870 #9
住所:花蓮県光復鄉農場路31号
見頃:紅葉(12月〜翌年1月)、ホタル(3月下旬〜4月中旬)
■県道193号線
県道193号線は台湾で最も長い県道です。北は新城鄉南三桟から玉里鎮楽合まで全長110.92キロで、人気の自転車ルートでもあります。県道193号線をさっそうと行けば、青い空に白い雲が浮かび、緑の山々に田畑の緑がグラデーションを描き、自分が風景画の中に入り込んでしまったかのように感じるでしょう。季節の移り変わりとともに、情熱的な焔のように赤いホウオウボクの花、金色の雨のようなナンバンサイカチ、そしてどこまでも続く稲穂の波が旅のお伴です。山脈から湧き上がる雲海が見られることもあり、縦谷ならでは風景が満喫できるイチオシのルートです。
県道193号線
見頃:春日織羅集落の稲田(5〜6月又は10〜12月)
東豊から楽合にかけてのナンバンサイカチ、ホウオウボク(6〜7月)
Day2
ルート:玉里→東里駅→池上市内(休憩)→伯朗大道→大坡池→池上駅→帰路
花東縦谷をゆったり味わうには、田んぼを縫って走る自転車の旅がいちばんです。玉里を出発したら、いくえにも重なる山並みとどこまでも続く田園風景を目に焼き付けながらサイクリングします。池上の所に着いたら、駅前の有名な池上便当で腹ごしらえができます。上質な池上米とたっぷりのおかずで、疲れも吹き飛ぶでしょう。
■東里駅
東里駅は一日平均の利用客が20人しかないの小さな駅ですが、「山線で最も美しい駅」と称えられています。プラットフォームに立つと、眼前に広がる美しい光景に吸い込まれそうで、目に入るのは果てしなく続くの田、また田です。小さな東里駅は田んぼに囲まれているのです。
陽の光が射すと、水田はキラキラと輝き、見るものの目をひきつけます。季節の移り変わりとともに、春、緑だった稲は黄金色の穂を実らせ、風に揺れるさまは金色の波のようです。東里駅と稲田が織りなす静謐な美しさがじんわりと心に沁みてくるでしょう。
東里駅
住所:花蓮県富里鄉東里駅
旅のヒント:サイクリングで疲れたら、東里駅から台鉄に乗り池上へ向かいましょう!
■伯朗大道
台東池上鄉の田畑を貫く小道を行けば、目に入るのは風に吹かれて揺れる稲の波です。缶コーヒー「伯朗咖啡」コマーシャルのロケ地となったことで人気に火がつき、「翠緑の天堂路(天国の道)」と呼ばれています。
一面の緑だった水田は季節の移り変わりと共に黄金色に変わります。遠くに浮かぶのは連なる山並みで、絵葉書のような美しい光景が広がります。この果てしない稲の波に囲まれながら自転車に乗ったり、散策したりします。都会の喧騒を離れ、自然に溶け込んでしまいそうです。
伯朗大道
電話:+886-89-862041
住所:台東県池上鄉伯朗大道
■大坡池
大坡池は元の名を「大陂」と言い、「大埤」とも呼ばれる内陸淡水草沢地であります。かつては「池上垂綸(「釣り」のこと)」として「台東十景」の一つに数えられた景勝地です。
自然環境に恵まれ、動植物の生態が豊かな大坡池で、周辺には湖をめぐる遊歩道と自転車道が設置されており、ゆっくりと美しい景色を眺めることができます。台東の旅では絶対に外せないサイクリングと癒しの場所です。
大坡池
電話:+886-89-862041
住所:台東県池上鄉大坡山下
見頃:ハスの花(6-7月)
ノート
ルート:台鉄光復駅→光復糖廠(製糖工場)→大農大富森林遊楽園区→瑞穂市内(補給)→県道193号線→玉里で宿泊
Day2
ルート:玉里→東里駅→池上市内(休憩)→伯朗大道→大坡池→池上駅→帰路