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タパロン集落

太巴塱(タパロン)集落は光復郷東側に位置し、光復渓と嘉農渓を隔てて、馬太鞍(ファタアン)集落の西側と接します。太巴塱(タパロン)はアミ族の言葉で「蟹」を意味します。渓流の中に蟹がたくさんいるため、この名前が付けられたと言います。


太巴塱(タパロン)集落の祖先は豊濱郷の猫公(ヴァコン)山一帯からやってきたと言われています。神の思し召しに従って太巴塱(タパロン)に居住することになったそうです。現在、太巴塱(タパロン)集落の東側にある山の上では、太巴塱(タパロン)発祥の記念碑と展望台が建っています。毎年8月に行われる太巴塱(タパロン)の豊年祭には、人々がここに集まり、祖霊の儀式を行います。


太巴塱(タパロン)集落のアミ族は、今でもアミ族の伝統文化を色濃く残しています。中でも特色あるのが木彫刻です。伝統的なアミ族の家屋には木の柱と壁の上に、伝統的な飾りが施されています。太巴塱(タパロン)集落を象徴する蟹や、その他さまざまな神話伝説の場面、狩猟、魚取り、祭り、舞踊などの生活の場面をモチーフとしています。これら素朴な木材彫刻は、古さを問わず、太巴塱(タパロン)の文化的象徴となっており、集落のあちこちで目にすることができます。ここ数年、太巴塱(タパロン)小学校では、木材彫刻の教育が積極的に行われており、子供たちは長老から伝え聞いた伝説や祖先の暮らしを題材に新しい作品を製作しています。構内には伝統と新しさを融合させた作品が展示されています。


さらにアミ族の伝統文化を深く知りたい方は、集落内にある太巴塱(タパロン)文化館へお出かけ下さい。ここではアミ族の文物展示室や拉度倫文物文物広場などがあり、各種伝統的な農具や陶器、刀や槍、皿、さらには伝統的な衣装などが展示されています。また、竹や茅、黄藤の皮を用いて制作した伝統的な茅葺き小屋の縮小版もあります。先人たちが残していた古井戸やスレート遺跡などもあり、少なからずカルチャーショックを覚えるでしょう。 
  

 米宝宝の便利メモ
連絡先
住所:花蓮県光復郷と鳳林鎮交差点(台9号線の約246キロ地点東側) 
 

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